Monday, 18 November 2019 01:46

SAP S/4HANA Flexible Workflow の概要と設定例

Written by https://blogs.sap.com/2019/11/19/sap-s-4hana-flexible-workflow-%E3%81%AE%E6%A6%82%E8%A6%81%E3%81%A8%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E4%BE%8B/
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Workflowsからもシナリオを参照できます。

S/4HANA Cloud リリース1908の環境で、購買依頼の簡単な承認ワークフローを設定し動作を検証しました。その手順の概略を以下に記します。

前提となる設定の確認

購買依頼の伝票タイプ NB に対してシナリオベース Workflow が有効になっていることを確認します。

ソリューション管理アプリから、ソリューション設定を選択、アプリケーションエリア Sourcing and Procurement、サブアプリケーションエリア Operational Procurement、アイテム名 要件処理を選択、設定ステップ、1.有効化:購買依頼のフレキシブルワークフローのアクション 設定 をクリックします。

購買依頼のワークフロー管理アプリを利用してワークフローを定義

購買依頼のワークフロー管理アプリ(Manage Workflow for Purchase Requisitions)を開始します。

上部のメニューから購買明細依頼の承認を選択します。

画面上部の追加ボタンで新規ワークフローを追加します。

ワークフロー名、有効開始、終了を入力します。

開始条件をメニューから選択し、設定します。様々な条件を組み合わせることが出来ますが、今回は、簡便にプラントが1010であることを指定します。

ステップ順序の追加ボタンで、ステップを追加します。

新規ステップの画面に遷移します。ヘッダでステップ名を定義したら、次にステップの受信者を定義します。割当基準としてロールを選択すると、ワークフロー開始者のマネージャなどを設定できますが、

ここでは、簡便な方法としてユーザを選択し、承認者のユーザを指定します。

さらに、ステップの開始条件、期限、例外処理を定義できますが今回は省略します。ここまでで、新規ワークフローの定義は完了です。保存ボタン、有効化ボタンで保存、有効化します。

全体として、新規に作成したワークフロー New Workflow Demo Plant 1010 を含め、購買依頼明細の承認に関しては7つのワークフローが定義されています。Flexible Workflowでは、図の2列目の順序の順番でワークフローの開始条件がチェックされ、最初に条件を満たされたワークフローだけが実行されます。それぞれ異なる開始条件を持つワークフローを必要に応じて追加でき、また、順序定義ボタンで順序を変更できるため、非常に柔軟にワークフローを定義することが出来るようになっています。

以上でワークフロー設定は終了です。今回は、1ステップだけの承認を定義しましたが、ステップを追加することで何段階での承認も設定できます。全体として、非常にシンプルな操作でワークフローを定義できることをご理解いただけたかと思います。

ワークフロー設定が完了したので、実際に購買依頼を登録して、ワークフローの動作を確認します。

1. 購買依頼の登録

購買依頼登録アプリ (Create Purchase Requisition)を開始し、自社明細登録を選択、品目、数量を入力し、カートに追加ボタンをクリックし、最後に発注ボタンをクリックし、購買依頼を登録します。

2. 承認者による承認

承認者は、受信ボックスアプリ(My Inbox)あるいは、Launchpadの通知を介して、承認すべきタスクにアクセスします。

ログ表示ボタンによって、ワークフローログを表示できます。

承認ボタンをクリックし、決定メモを入力し、送信します。

以上でワークフローは完了です。

購買依頼管理アプリによって、誰が何時この伝票を承認したのかをその場で確認できます。統制管理の観点においても非常に効率的です。

さらに、各ステップの詳細も確認できます。

Flexible Workflowに関しての詳細や、他のワークフローとの比較などについて理解したい方には、以下のBlogを推奨します。

S/4HANA On-Premiseでは、従来のBusiness Workflowは、ワークフロービルダ(トランザクションコードSWDD)で開発していましたが、Flexible Workflowでは、シナリオエディタ(トランザクションコードSWDD_SCENARIO、あるいは参照用のSWDD_SCENARIO_DISP)を利用して開発します。トランザクションコードSWDDではワークフローのステップや受信者までも定義していましたが、シナリオエディタでは、これらの定義は、Fioriアプリ側でデザインするようになっています。開発の詳細については、以下のBlogが参考になります。

その他、参考になると思われる情報ソースを示します。

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